ダンナさんが色々言われたみたいだけど、家を持つって投資じゃないと思う。莫大な借財を抱えて払い終わる頃には建物資産価値ゼロというのははずれてはないけど、資産価値あげるために買うわけじゃないんじゃないか。そりゃ賃貸は住み替えも楽だし余計な税金もないし身軽だけど、定年後の住まいはどうするんだろう?収入がなくなって、そりゃ退職金で死ぬまで賃貸できれば問題ないだろうけど。ボロ家でも住むとこがあればいいし、どんなに安くなっても土地が百万円位(坪単価じゃなく)になるわけないだろうから、土地を売って田舎に引っ込むとか色々出来るような気がする。
といってもあたしが家を買ったわけではなく、だんなさんに買ってもらったわけなので価値どうこう、って話はちょっと置いとこうと思う。
あたしの父親は母が24歳、あたしが2歳半、妹が7ヶ月の時に事故で死んだ。その時の生命保険で母親は一軒家を買い、子供が成人するまで苦労は重ねたものの、住む所だけは死守してきた。そのため、根無し草のような不安は抱かずに済んだ。持ち家があるということはこういった安心にも繋がる。それなら保険に入れば済むじゃないか、って話だけど、まあ、保険も大事だと思う。病気になって働けなくなったら収入保障保険とか入らないと家を手放さなきゃなんないだろうし。で、夫名義で家を購入した場合は団体信用保険に加入するということで、万が一妻子を残して亡くなった場合に持ち家のローンが免除になる。その他に生命保険に入っていれば子供が成人するまではなんとかなるはず。なんて妻がいうと不謹慎だけれど、妻子持ちの男性ならそのあたりも考えて家を購入するんじゃないかなあ。
それに、小学校3年生になった息子は「やっぱり一軒家はいいね。自分のおうちはいいね。前のマンションはちょっと走ったらすぐ下のおばさんに怒られたし、母ちゃんもちょっとしたことで怒られてたしね。お家は落ち着くよ。自分の部屋があるってすごくしあわせだね〜」ってしみじみ何度も言う。確かにあたしもそうだ。シーツが20センチ階下のベランダにかかっただけで怒鳴り込まれたりとか色々身が縮まる思いだった。今は日当りのいいベランダで思い切り布団を干せるし、息子は「お日様の匂いの布団は気持ちいいね」と喜んでいる。玄関の花に水やりをしたり、毎日幸せに過ごさせてもらっている。賃貸が不幸というわけでは決してないけれど、少なくとも「夫が死んでしまったらどこに住めばいいの?」という不安がないのはありがたい。莫大な借財と大きな責任を背負ってくれた夫に感謝感謝だ。もしローンが苦しくなったらここを売ってもっと安い土地に引っ込めばいいし(自分も働け?そりゃそうです)。
多分、夫も資産価値うんぬんというより、息子やあたしが安心して喜ぶ姿のために頑張って買ってくれたんだと思う。そうでなきゃ、自分の部屋が日当りの悪い寒い部屋にされても、自分がお金を払っているのに家に居る時間が一番短くても文句を言わずに職場で辛いことがあっても歯を食いしばって頑張れるわけないからだ。もうすぐ二人目が生まれるし。お父さん頑張って〜。え?だったらもう少し労れ?掃除を頑張れ?いや〜んわかってる!子供が学校に入ったらパートにでるから!つーか、保育所待機児童数大過ぎるよ!働きたくとも預けられないよ。