ぺこ日記

いつでも激怒!

小学校3年生の息子の宿題で、音読がある。
国語の教科書を毎日、保護者に聞かせて丸つけをしてもらうっていうやつだ。
あたしの子供の頃にもあった宿題だけど、仕事にデートに追われていた母親に音読の丸つけなんて頼めなかったし、聞いてもらう時間もなかった。

1年生の頃からある宿題だけど、あたしは息子の音読が好きだ。
親ばかだけど、小さい頃から読むのが上手で、学芸会では先生から主役を頼まれるほど表現力が豊かだ。本人はいつも悪役をやりたがって辞退するけど。

「オラが読むのが得意なのは、小さい頃から母ちゃんに本を読んでもらってたからだよ」なんて言ってくれるが、図書館が近くにない所に越してからは全然読み聞かせてやってないな。そもそも、もう、1人で寝るようになって寝る前の読み聞かせなんてやってほしくないかもね。前の学校では読み聞かせのボランティアがあったけど、転校先の学校ではそういった活動がないのもつまらないな。かといって活動をたちあげるほどのパワーはないな。

で、最近の音読の宿題があまんきみこの「ちいちゃんのかげおくり」なんだけど、子供の頃読んだはずなのにその時は気がつかなかったことがたくさんあって、聞きながら涙を堪えるのが大変だった。ちびに気づかれないように後ろを向いて目をこすった。

戦争の話で、家族も家も失い、たった1人で防空壕の中で飢えと脱水の中幻覚を見ながら死んで行った小さな女の子のはなし。

小学校3年生の子供たちにわかるだろうか。

お空の上で家族と会えてよかったね、めでたしめでたし、じゃないってことを。今も世界中のあちこちでこども達が同じように戦争で死んでいることを。